もっとスープカレーを食べたかった
◇SCARLET NEXUS
主人公変えて2周してちょっと脳死周回してプラチナまでやった、70時間はかからなかった
▽概要
ブレインパンクARPGのようなジャンル、二人の主人公を選んで
超脳力(超能力の意)を使って月から降ってくるクリーチャーを
怪伐軍の一員となってぶん殴ろう!というのがオープニングアクト
▽シナリオ
開幕シナリオは上記の通りだが、
脳を強調したサイバーパンクみたいな世界観なので当然のように超脳力の開発といった要素も序盤から隠さずに出てくる
お前は新開発の脳力拡張装備のテストケースです、拒否権は無いです。というのが初手から飛んできて、その後友人のナギと輝かしい前途について語り合ったりする
その為、オープニングでお見せされる雰囲気としては明るいディストピアが近い
その後もハードコアなクソ女描写やサイコホラー話が多く、中盤までのシナリオ展開については非常に秀逸
良い奴悪い奴が結構クセが強く配置されており、普通この外見した幼馴染に騙されて刺されそうな雰囲気出す?みたいな感じになる
▽キャラシナリオ
仲間の好感度によるキャラシナリオがある、マルチエンドとかではなく普通に全員最終段階まで行ける
これは結構出来が良くて、そのキャラの事情を主人公二人から見た視点で掘り下げる事になってキャラ描写として優秀
エンディングに影響しない為、恋愛脳なコメディシーンが殆ど無く(1名を除く)、内容がしっかりしている
▽システム(全体)
基本いつでもマップを自由に選べる素直なACTと考えて良い
メインミッションで指定されたマップを攻略して、スタンバイフェイズで発行されるサブミッションとキャラごとの絆イベントをやって、次のメインミッションへ行く
別にメインミッション中でも自由に別のマップへ戻ってレベル上げなどはできる
オープンワールドとかではないがマップ自体はそこそこ広く、素材集めに周回でダッシュしてるとしんどくなるのもしばしば
▽システム(戦闘)
3人パーティーではあるが、仲間はそんなに頼りにならないというか全員サポーターとして使うイメージとなる
主人公たちはSAS、脳を連結する外部デバイスで全員繋がっている為、パーティー内の超能力を借りて使用できる、瞬間移動使える奴が仲間に居るなら通常攻撃がワープ切りにできる、といった感じ
アクションは通常攻撃とオブジェクト飛ばす念力がメインで、それに各種超能力でバフかけたりアクション増やしたりする、クラッシュゲージを溜めたら即死攻撃でスキップ
好感度上がると連携必殺みたいなのをポンポン出していく事もできる、止めは任せろみたいなQTEも適度にかかる、バトルの構成要素は中々多め
主人公のアクション追加と、仲間によるアクション追加はシナジーがかかる部分も多い為、アクションが増えて派手になっていく段階は終盤までしっかり切られていた
最終的には燃えてる岩を複製して3個飛ばしながら高速移動して近づいて3人の主人公で2段溜め回転切り、ダウンしたらまた燃えてる岩を3個頭の上に叩き付けるみたいな光景となる、ド派手
▽キャラビルド
ビルドとしてはスキルツリーが大部分を占める、レベルと装備とアクセの影響は弱め
殴るか念力かアクション自体を増やすか必殺技を強化するか、といった感じでそこそこ悩みながらスキルツリーをアンロックしていく感じとなる、ツリーがかなり重いのでつまみ食いをしないとかなり偏る印象
弱点突くゲームなので装備とレベル、基礎能力アップ系は本当に楽になってるのか分からない感じ、行動の選択肢増やす方が無難だった気はする
▽戦闘バランス
割と死にやすいけどランダムで蘇生させてあげるよというランダムな救済システムがある、結構死ぬ
雑魚はクラッシュさせれば終わりなので、有効パターンを作るゲーム、ボスは回避パターンと有効なQTEイベントを何度かやり直して覚えればアイテムそんなに使わなくても行ける、くらいのバランスとなっている
基本的に次々クラッシュさせる爽快アクションなので、難易度上げて固くなる一方だと楽しさ半減な感じはある、クラッシュしにくい敵は悲惨な感じ、ついでにレベル補正が低いので2週目もあまり楽にならない
あと基本的に回避がやりにくい、ドッジロール回避の発動にキャンセルない気がする
さらに通常斬撃にヒットストップが一切ないので、地上だろうが空中だろうが通常攻撃で長時間こっちの動きが完全に止まるカサネは結構悲惨だったりする、ステルス岩投げで解決した方が手っ取り早かったのでカサネのデザインは微妙
▽良い所
・アクション
派手なアクションをやる、という点については100点だった
選択肢は常に自由に選べる感じなので、その敵に有効な手を決めて派手に決め続けろ!という風なゲームプレイはかなり爽快
・紙芝居
死ぬほど評判が悪い紙芝居だが、これはむしろ良い点と捉えている
見た目のアニメっぽさは止め絵向きの質感と表現の幅になっている為、アニメよりSSに映える決め顔で攻めようといった判断と思われる、多分一枚絵っぽく専用で作ってるカットがある
フルアニメだと表情とかに違和感出てくるような気が若干するし、まあフルアニメーションよりはシナリオ量も増えた事だろう、結構ガッチリ世界観作ってるので、シナリオ量はどうしても多く作らないと厳しい物がある
・遠景
背景、及び遠景の雰囲気は最高、グラフィック班良いお仕事をされている
体験版のキクチバの遠景などが分かりやすいかと思われるのでよろしくお願いします
▽良くない所
・ラスボスに魅力が全然なくて厳しい、ユイトが理想論言っちゃうせいもあるが話が通じないタイプなのでこいつが出てくるとテンションが下がる、出てこない中盤まではかなり楽しかった
・多分キャラシナリオの立ち位置が途中で変わっていて、メインシナリオとノリが乖離している
思いっきりぶん殴った後に最近元気なの?みたいなメンヘラ彼女か母親みたいな事を4回くらいやられる、流石に多すぎる
キャラシナリオの内容を見てると、スタンバイフェイズってこれ実は数か月経ってない?みたいなシーンがあったりするので、その辺途中で変わって不整合が出ている気がする
もしくは、上記の違和感が強いシーンは全て特定のメディアミックスが絡む非常に浮いた場所で発生する為、そもそも現実ではないのかもしれない
・サブクエストがお手本のようなお使い討伐クエスト、条件指定が討伐チュートリアルとしても機能している気はするが、一部ちょっと条件が酷い
▽感想1(メディアミックス)
アニメも同時に放映しており、それが第3ルート?みたいな立ち位置となるらしい、あっちは主人公二人の話を同時にやりそう
アニメ内部に暗号が含まれており、それはゲーム内のジャーナリストが仕込んだものであるというシリアスな設定なのだが、2話までの暗号でアンロックされるのはメインキャラのくだらないゴシップだった、バカにされてる?
▽感想2(ダブル主人公)
ダブル主人公シナリオはやや比率が偏ってる印象があり、2週目やってると協力して事に当たる部分では男主人公のユイトが目立ってるシーンが多めに見えたりする
つまりよくある二人同時に居るシーンではメインが不自然なまでに綺麗に入れ替わる方式ではない、話としては自然だが、一周目が女主人公のカサネだと少々違和感があるかもしれない
まあ二人の立ち位置がはっきりしているとも取れるので、これはこれでダブル主人公ならではとは言えるだろう
なお、それぞれのソロ部分の話は全然違う話となる、スパロボのルート分岐みたいな感じだ
その為、2週目の中盤までは普通に楽しんでプレイできる
▽感想3(全体)
バトルの爽快さは文句なし、シナリオも気の良い友達と人当たりの良い主人公がサイコホラーに巻き込まれる感じで中盤までの掴みは最高といった感じ
しかし派手なアクションに比例しているのか難易度上げて楽しさのある歯応えが出るかというと微妙、シナリオのノリが途中で変わったりサイドシナリオで雰囲気ぶち壊したりもあり、手放しで最後まで最高とは言えない憎めない奴だ
主人公変えて2周してちょっと脳死周回してプラチナまでやった、70時間はかからなかった
▽概要
ブレインパンクARPGのようなジャンル、二人の主人公を選んで
超脳力(超能力の意)を使って月から降ってくるクリーチャーを
怪伐軍の一員となってぶん殴ろう!というのがオープニングアクト
▽シナリオ
開幕シナリオは上記の通りだが、
脳を強調したサイバーパンクみたいな世界観なので当然のように超脳力の開発といった要素も序盤から隠さずに出てくる
お前は新開発の脳力拡張装備のテストケースです、拒否権は無いです。というのが初手から飛んできて、その後友人のナギと輝かしい前途について語り合ったりする
その為、オープニングでお見せされる雰囲気としては明るいディストピアが近い
その後もハードコアなクソ女描写やサイコホラー話が多く、中盤までのシナリオ展開については非常に秀逸
良い奴悪い奴が結構クセが強く配置されており、普通この外見した幼馴染に騙されて刺されそうな雰囲気出す?みたいな感じになる
▽キャラシナリオ
仲間の好感度によるキャラシナリオがある、マルチエンドとかではなく普通に全員最終段階まで行ける
これは結構出来が良くて、そのキャラの事情を主人公二人から見た視点で掘り下げる事になってキャラ描写として優秀
エンディングに影響しない為、恋愛脳なコメディシーンが殆ど無く(1名を除く)、内容がしっかりしている
▽システム(全体)
基本いつでもマップを自由に選べる素直なACTと考えて良い
メインミッションで指定されたマップを攻略して、スタンバイフェイズで発行されるサブミッションとキャラごとの絆イベントをやって、次のメインミッションへ行く
別にメインミッション中でも自由に別のマップへ戻ってレベル上げなどはできる
オープンワールドとかではないがマップ自体はそこそこ広く、素材集めに周回でダッシュしてるとしんどくなるのもしばしば
▽システム(戦闘)
3人パーティーではあるが、仲間はそんなに頼りにならないというか全員サポーターとして使うイメージとなる
主人公たちはSAS、脳を連結する外部デバイスで全員繋がっている為、パーティー内の超能力を借りて使用できる、瞬間移動使える奴が仲間に居るなら通常攻撃がワープ切りにできる、といった感じ
アクションは通常攻撃とオブジェクト飛ばす念力がメインで、それに各種超能力でバフかけたりアクション増やしたりする、クラッシュゲージを溜めたら即死攻撃でスキップ
好感度上がると連携必殺みたいなのをポンポン出していく事もできる、止めは任せろみたいなQTEも適度にかかる、バトルの構成要素は中々多め
主人公のアクション追加と、仲間によるアクション追加はシナジーがかかる部分も多い為、アクションが増えて派手になっていく段階は終盤までしっかり切られていた
最終的には燃えてる岩を複製して3個飛ばしながら高速移動して近づいて3人の主人公で2段溜め回転切り、ダウンしたらまた燃えてる岩を3個頭の上に叩き付けるみたいな光景となる、ド派手
▽キャラビルド
ビルドとしてはスキルツリーが大部分を占める、レベルと装備とアクセの影響は弱め
殴るか念力かアクション自体を増やすか必殺技を強化するか、といった感じでそこそこ悩みながらスキルツリーをアンロックしていく感じとなる、ツリーがかなり重いのでつまみ食いをしないとかなり偏る印象
弱点突くゲームなので装備とレベル、基礎能力アップ系は本当に楽になってるのか分からない感じ、行動の選択肢増やす方が無難だった気はする
▽戦闘バランス
割と死にやすいけどランダムで蘇生させてあげるよというランダムな救済システムがある、結構死ぬ
雑魚はクラッシュさせれば終わりなので、有効パターンを作るゲーム、ボスは回避パターンと有効なQTEイベントを何度かやり直して覚えればアイテムそんなに使わなくても行ける、くらいのバランスとなっている
基本的に次々クラッシュさせる爽快アクションなので、難易度上げて固くなる一方だと楽しさ半減な感じはある、クラッシュしにくい敵は悲惨な感じ、ついでにレベル補正が低いので2週目もあまり楽にならない
あと基本的に回避がやりにくい、ドッジロール回避の発動にキャンセルない気がする
さらに通常斬撃にヒットストップが一切ないので、地上だろうが空中だろうが通常攻撃で長時間こっちの動きが完全に止まるカサネは結構悲惨だったりする、ステルス岩投げで解決した方が手っ取り早かったのでカサネのデザインは微妙
▽良い所
・アクション
派手なアクションをやる、という点については100点だった
選択肢は常に自由に選べる感じなので、その敵に有効な手を決めて派手に決め続けろ!という風なゲームプレイはかなり爽快
・紙芝居
死ぬほど評判が悪い紙芝居だが、これはむしろ良い点と捉えている
見た目のアニメっぽさは止め絵向きの質感と表現の幅になっている為、アニメよりSSに映える決め顔で攻めようといった判断と思われる、多分一枚絵っぽく専用で作ってるカットがある
フルアニメだと表情とかに違和感出てくるような気が若干するし、まあフルアニメーションよりはシナリオ量も増えた事だろう、結構ガッチリ世界観作ってるので、シナリオ量はどうしても多く作らないと厳しい物がある
・遠景
背景、及び遠景の雰囲気は最高、グラフィック班良いお仕事をされている
体験版のキクチバの遠景などが分かりやすいかと思われるのでよろしくお願いします
▽良くない所
・ラスボスに魅力が全然なくて厳しい、ユイトが理想論言っちゃうせいもあるが話が通じないタイプなのでこいつが出てくるとテンションが下がる、出てこない中盤まではかなり楽しかった
・多分キャラシナリオの立ち位置が途中で変わっていて、メインシナリオとノリが乖離している
思いっきりぶん殴った後に最近元気なの?みたいなメンヘラ彼女か母親みたいな事を4回くらいやられる、流石に多すぎる
キャラシナリオの内容を見てると、スタンバイフェイズってこれ実は数か月経ってない?みたいなシーンがあったりするので、その辺途中で変わって不整合が出ている気がする
もしくは、上記の違和感が強いシーンは全て特定のメディアミックスが絡む非常に浮いた場所で発生する為、そもそも現実ではないのかもしれない
・サブクエストがお手本のようなお使い討伐クエスト、条件指定が討伐チュートリアルとしても機能している気はするが、一部ちょっと条件が酷い
▽感想1(メディアミックス)
アニメも同時に放映しており、それが第3ルート?みたいな立ち位置となるらしい、あっちは主人公二人の話を同時にやりそう
アニメ内部に暗号が含まれており、それはゲーム内のジャーナリストが仕込んだものであるというシリアスな設定なのだが、2話までの暗号でアンロックされるのはメインキャラのくだらないゴシップだった、バカにされてる?
▽感想2(ダブル主人公)
ダブル主人公シナリオはやや比率が偏ってる印象があり、2週目やってると協力して事に当たる部分では男主人公のユイトが目立ってるシーンが多めに見えたりする
つまりよくある二人同時に居るシーンではメインが不自然なまでに綺麗に入れ替わる方式ではない、話としては自然だが、一周目が女主人公のカサネだと少々違和感があるかもしれない
まあ二人の立ち位置がはっきりしているとも取れるので、これはこれでダブル主人公ならではとは言えるだろう
なお、それぞれのソロ部分の話は全然違う話となる、スパロボのルート分岐みたいな感じだ
その為、2週目の中盤までは普通に楽しんでプレイできる
▽感想3(全体)
バトルの爽快さは文句なし、シナリオも気の良い友達と人当たりの良い主人公がサイコホラーに巻き込まれる感じで中盤までの掴みは最高といった感じ
しかし派手なアクションに比例しているのか難易度上げて楽しさのある歯応えが出るかというと微妙、シナリオのノリが途中で変わったりサイドシナリオで雰囲気ぶち壊したりもあり、手放しで最後まで最高とは言えない憎めない奴だ
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