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もっとスープカレーを食べたかった
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初回クリア時点


The Last of Us Part II
2週目のNewGame+をサバイバル難易度で終えて、
コレクタブルも追加で集めてトロフィーも全部埋まった

▽2週目のシナリオ
各パート序盤はこいつらああ考えてたんだろうなと思える所があって楽しいんだが、先日メディアレビューで読んだエリーの序盤が死ぬほどつまらないというのは何となく感じた

復讐と誤魔化しの会話しか話さないエリーは正直魅力的ではないだろう、アクション面の高品質さで誤魔化していた面もあるだろうが、TLoUの戦闘は緊張感が強めなので長時間やってると疲労する所がある

1はアクションの緊張感を会話で和ませていたので、今回そこのバランス悪かったかも

▽コレクタブル
コレクタブルはここを参考にした、シアトル3日目の墜落した飛行機の中以外は全部乗ってたかな

割と細かくは書いてるから文章でも分かりやすいのだが、たまに分かりにくい表現があったり何か次の怪しいなって思ったらセーブしとくと良いだろう、取り逃したのが分かってチャプターセレクト近くだったらやり直しても良い

なお、遺物はともかくトレカとコイン集めは最悪だった、見つけさせる気ゼロの物が大量にある上に、設定のアクセシビリティオプションの中にソナー機能があってそれを使う場合はもうMGSV並にポンポン表示されてゲームの雰囲気が台無しになる代わりに取りこぼしは限りなく少なくなる

逆に遺物は常識的な配置になっていた、ストーリー体験には影響してないのは評価できる点だろう


▽難易度について
サバイバル難易度はトロフィーには関係ないが、
まあ1と同じプレイはするべきだろうという感じでやった

サバイバルをクリアするとフィギュア鑑賞のアンロックポイントを貰えるのだが、
サバイバル+全コレクタブル取得するとポイントが余ったりした

あとフィギュアをアンロックして初めてアルファ・ブローターの名前がラットキングなのに気付いた、誰が命名したかっていってもまあ目撃者は一人しかいない訳なんだが


基本的な難易度は選択肢が増えた事で1より楽になっているが、
戦闘の規模が1より全体的に大きくなっている為、各戦闘パートの序盤は厳しくなっている印象がある
サバイバルでもチェックポイントは一応切られているので20分巻き戻されたりはしない
し、2週目にやる分にはステルスとランボーの切り替えがはっきりしていて中々楽しめる難易度だった

ただ、折り返し後は常にそこそこ厳しい戦闘とヤケクソのようにステルスキルができないゴリラが大量に出て来たりで、急にハードコアステルスを要求されるシーンが増える

さすがにゴリラ4人含む閉所に10人同時にうろうろしてるシーンはステルスで突破したが、それでも道中で銃弾がカンストする事はなかった、火薬使うレシピが3つくらいあるのでもうずっと火薬が無い

矢はほぼ確実に折れるし多分後半は戦闘しないで抜けた方が良いと思う、戦闘とスカベンジが分かれ気味に配置されてるのはそういう意図なんだろうね

一方、最終パートはサバイバルでもなぜかガンガン弾が落ちるので貯め込んだ貯金で暴れ回ろう、ここはムービーパートだ


▽実際の攻略ポイント
・シアトル1~3日目
2週目だと装備があるので割と貯蓄をする余裕がある、普段はステルスで何人か削ってチェックポイントまで行って、弾がカンストしそうになった銃を適度に使って消化していく感じ
ブローターを始めとした最初からバレてるやるしかないシーンでは出し惜しみをしなくて良い

あまりに敵が多い所はサプレッサーなりSMGで死体を作ったりガラスを割ったり音で釣って数を減らすと楽、SMGの弾はちょくちょく落ちてるので、きつい所で半分使っちゃうくらいのイメージなら運用可能な範囲

ダメージをその辺に落ちてるお菓子で回復するレベルに押さえるなら火炎瓶は結構気軽に使えるだろう、というか火炎瓶チャンスを設定されてる所は火炎瓶しないと人数多くてきつい気がする、主に最初のウルフホテル玄関

煙幕の使い方がよく分かってなかったので、武器は殆ど使い捨てにして、火薬と刃物は殆ど地雷に回していた、地雷は結構ぽんぽん使えた

あと鈍器はあまり減ってないので、不意打ち鈍器で始末して他の奴が来る前に隠れて、何人か近くに残ったのをまた鈍器してといった釣り方がお手軽

ステルス面はクリッカーに前から忍び寄れなくなってるのとバレるのが滅茶苦茶早い、くらい
ステルス難易度が上がっているのと、チェックポイント再開で矢が消滅しがちな事から、ステルスを頑張るより釣って始末する方が流れを作れて気分的にかなり楽

・ブローター
突進に地雷置いて適当に銃で削っていく、取り巻きが急に走ってくるのでショットガンで対応して終わり


・折り返し後
前述の通り、常に戦闘の規模がでかくてキツい
サバイバルだと戦闘シーンに素材が落ちてる事は少ないので、この戦闘は2,3人やればスキップできるかな、といった考えを最初に持ってくると安定すると思う

感覚的には火薬が死ぬほど無い、サプレッサーの素材はそこそこ余る、治療キット素材も余る、矢は死ぬほど折れるが補給ポイントは多い、といった感じ

余った矢とサプレッサーで数を減らしてスキップできるならしよう、ダメで釣りができそうな広さだったら鈍器で殴って隠れよう、感染者ラスイチは素手バトルでいける、という感じにメイン武器の消耗を押さえたい、マジでアサルトライフルの弾が足りない

ベランダしか足場が無いのに窓割ったらゾンビが5匹いるなど、完全に殴り合うしかないシーンが多いので、節約ポイントを増やしたい
低難易度でやってる時は派手で楽しかったんだが

・ブローター
取り巻きが多い、瓶投げてからパイプボムで削ってショットガンで何とかした、火炎放射器はこの後のアルファ・ブローターに温存

・ラットキング(アルファ・ブローター)
触られたら死ぬ、というだけで内容は初週とあまり変わらない
火炎放射器とショットガンとパイプボムを全部使い切る気持ちでやった、アサルトライフルまで使い切った、現場に色々落ちてるので終わったら補給しよう
パイプボム5発投げてもイベント起きなかったので、連続投げはダメージキャンセルされてるかも

・スナイパー戦
銃弾がほぼ即死の状態でゾンビが走ってくるのでイベント戦とは思えないくらいにはキツい、ゾンビが出たら容赦なく壁がある地点まで下がって対応したい


▽後記
そしてここからはネタバレ有りのストーリー面についての見解を記す、
正直個人発の映画の解説なんてロクなものじゃないとは思うが7割くらいは初回クリア時点で日本酒の原酒を開けて30分で書いた与太話だ





▽アビゲイル関連
・アビゲイル個人はTLoUのジョエルと同じような行動を今回行ったが、今回のアビゲイル組の契機となったのは全てジョエル殺害時のトラウマ、元が善良だったのかアビゲイル、オーウェン、メルの3人ともあれでおかしくなっている

殺害シーンを見直すと各人の当時のノリは、帽子はエリーに切られたから切れてる、マニーはエリーボコんなくていいでしょ、でも口封じはするよ、オーウェンはジョエル殺してもう早く帰りたい(パパなので子供を殺したくないのかも)、メルはジョエルにすら何もしてない、病院のカヤはそこそこやる気

・メルとアビゲイルの確執について
元々はアビゲイルがメルを助手として父親に推薦したりで仲は良い、
父親が死んだ後の1年~オープニングまでにアビゲイルとオーウェンが別れてメルとオーウェンがくっついた、チーム的には全員ずっと一緒の「ソルトレイク組」

数か月前にアビゲイルが無理やり「ソルトレイク組」を招集した、無理やりとは言うが、実際あの復讐劇に否定的だったのはメルと、それの彼氏であるオーウェンだけだった印象
(比較的台詞が多いマニーもノラもその辺についての苦言はない)

で、メルがアビゲイルに切れたのはゲーム内で見える範囲だと、オーウェンが脱走した後にすぐにアビゲイルが脱走して、オーウェンの彼女だったメルが結構キツイ尋問を受けた点、そして彼氏を追っかけて自分も脱走したら元カノのアビゲイルが寄りを戻そうとしてた点、とみられる
あんたは昔からクズだったんだよ!というのはジョエル殺害時のトラウマというより純粋に男女関係のもつれが大きいように見える、それまでは一応関係を改善しようとしてる振る舞いもあったしね

ので、あれはもうオーウェンが悪いと思うんですよね、いやオーウェンが「参った」のはたしかにアビゲイルが悪いんだけど、他の連中は結構平気な顔してるし元カノと精算してないのは大体男が悪いと思う、きっと幸せになれるじゃないんだよマジで

アビゲイル側からは何か気まずいよねみたいな感情しか出てこない上に、その仲間内の関係を何とかしようとしているのが彼氏のオーウェンじゃなくてチーム随一の気が利く男マニーっていうのも最悪!


▽トニーについて
・トニーは元々大人になって帰る気だったのに何でいきなりジョエルのせいにして切れてんの?ジェシー大好きだった?足の件とか自分の面子で言ってない?
→マリアにめちゃくちゃ責められたのでは?別居とか言ってたしもう俺には兄貴しかいないってなってるかも
→逆かも、ジョエルの事ばっか言ってたから別居?


▽再出発について
・再出発はエリーが全てに対してケリを付けられていないから、免疫とそれを台無しにした失敗を「押し付けられる」ジョエルの死、そして「シアトルの悪夢」、ジョエルの死を初めて落ち着いて受け止めたのがあの期間だった

・エリーは噛まれた時に一度死んでいる(LeftBehind)、
その後の自分の「綺麗な」使い道としてファイアフライがあって、ジョエルはそれをぶち壊しているし、その後自分で生きたいとは一度も言っていない、彼女を作る事すら嫌がっている
→と思ったらユージーンみたいに長生きして寿命で死にたい、みたいな事は冒頭の軽口で叩いていた、オープニングの段階ではジョエルとの和解が成立した為、生きていく気になっていたかもしれない、趣味が悪すぎない?

・エリーにとって「シアトルの悪夢」とは?
→「あそこまで」やってずだ袋になったジョエルの敵を取れなかったという点?
→病院のチェイスの際、ターゲットに完全に感染者を撒く逃げ方をされるほどに当時は異常だった
→ジョエルを助けられないフラッシュバックをたびたび見ている事から、やり残した事があるという認識はあるだろう

・「あそこまで」の部分
全体的に今回、正当防衛ではない虐殺が登場人物の精神を蝕んでいるが、それと並行して妊婦の存在が各所で非常に大きく取られている

19歳のバイセクシャルの少女が自分の手で理不尽に妊婦を殺す、という状況を私は意識が低い独身男性なので正確な評価はできないのだが、そこまでやってエリーは一歩も前へ進めなかった


▽決着について
・エリーがアビゲイルを殺せなかったのはアビゲイルへの同情心というよりそもそも自らの手で行った拷問と、妊婦を殺した時点で限界だったのでは?

・そもそもの自分の限界、自分と同じ声を出して助命を嘆願する仇、0日目前夜の許さなくても良いというケジメの付け方を思い出したのが大きいと思われる
→終わらせ方は許すか、殺すか、だけではないという事
→復讐の連鎖とかというより、単に「殺したいから殺す」のが嫌になってそう

もしくは、ジョエルは死んで当然で、こいつがジョエルを殺したのは当然だというのを理解したのかもしれない、実際にエリーが思い出したあの夜までエリー本人もジョエルの裏切りを許せていない、あの二人は円満ではなかった

私を含めプレイヤーはジョエルをまあ好きな人が多いだろうが、一般的にジョエルは死んで当然の奴だ

・一方でアビゲイルはジョエルの評価を全く変えてはいないと思われる、これはエリーが勝手に納得した話だ

アビゲイルが結局ジョエルと同じことをしている、という事に意味はあるかもしれない
ジョエルは義理から始まった娘に対する代償行為で、アビゲイルは単に自分のカルマ値に対する限界だった感じなので、もちろん動機は異なるのだが

・プレイヤーにアビゲイルを理解させる必要があった?
プレイヤーがアビゲイルを殺したくない理由とエリーが殺さない理由が異なる、というのは都合が良い話に見える、煽るだけになった人も多いと見える

・エリーからのコメントは一切ないが、色んな土地を巡って全て人間が殺しあってる事への思いはあったかもしれない、無さそう

・これランボー1なのでは?

・無粋な表現ではあるかもしれないが、言ってくれないと分かんないよというのもまたよくある話だ
エリーがランボーみたいに叫ばないとプレイヤーは理解できない気はするが、私はエリーの恋人ではないのでエリーは私に内心を教えてはくれないでしょう


▽発売後わりと速攻で出てきた開発者の言い訳インタビュー
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20200624-128490/
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20200626-128812/
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