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もっとスープカレーを食べたかった
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前回(Xenoblade3所感)

いつものXenoblade3の拡張ストーリーがBotW2の2週間前にいきなり来た
全ての要素を9割くらい終えながら30時間でいったん終わった




▽概要
3の前日譚であり、3つの剣がキーアートで、1と2の主人公であるシュルクとレックスが登場する事が発売日と同時に発表されたのが本DLCとなる、あらすじについては2週間後だしみんなもうエキスパンションパス買ってるでしょってノリなのか謎のままだった。
俺はわりと最高の本編ラストの後に関係ないキャラ一人増やしたわ!とか言われてもなで詳細出るまで完全に放置していた

また、2のDLCも前日譚であったのだが、2も3も悲劇的な歴史を主人公がひっくり返すようなストーリーラインとなっているため、前日譚がバッドエンド確定なのに主人公が本編より明るくて不憫という構造が引き継がれたのかと2のユーザーがまた慄いたのも本DLCとなる


▽本編からの変更点
Xenoblade2のDLC、イーラはシステムが実質的にXenoblade2.5というくらいに改善されていた事から、色々期待されていたのが本DLCとなる

主な変更点は以下
・ニチアサヒーローに変身するウロボロスが削除、その代わり6人で3つのバディを作るユニオンシステムが追加され、合体スキルをそこそこのクールで出せるように

・かなり快適だった2.5に1の陰惨なシステムを統合し、それでもまだ快適さが残るような改善を全体的に施したオープンワールド体験を提供した3本編であるが、何故か今回かなり陰惨な1のシステムに戻った

・レベルキャップ制だったキャラビルドの要素アンロックがレア宝箱から出るアイテムでの開放制になり、好きなキャラからどんどん強化できるようになった


▽キャラビルドとバランス
基本は3からジョブを固定にしたイメージだが、おそらく目玉として本編ウロボロスの強化ツリーのようなキズナビリティが追加された、技強化やパッシブ強化など基礎能力的なところはほとんどこれが中心となる

キズナビリティの開放方法はパーティー共通のキズナポイント、つまりパーティーで色々やった結果のポイントを好きな奴に割り振れるイメージとなり、オープンワールドの「埋め」の結果が全てキズナポイントとなるイメージである

これにより自分で動かす好きなキャラを優先して最強にしよう!という事がある程度可能となったのだが、Xenobladeは基本ネトゲみたいなデザインなのでノーマル難易度においてはタンク以外を頭抜けさせると死ぬ。なによりもタンクを最初に1個上げよう!


▽オープンワールド体験
1の陰惨なコレペディアが完全復活!なんだかんだ色々使うコレクタブルをノーヒントで今回は最大1種4個くらい集めよう!
とはいえ1よりは常識的なレベルのコレクションになっていた、全域2周したら全部埋まらない所はあまりないはず

エネペディア、つまりモンスター図鑑が追加されたため、ジェムクラフトの素材はいくらか現実的となった、エネペディアの枠の都合か敵のドロップも1個だけになった

マップは3よりクソでかい道から多少丸い形に戻った印象となったが、前述のキズナビリティのポイントとキャラビルドのアンロックアイテムそのものの都合があるため、探索の虚無感はまったくなかった。
むしろ虚無感がなさすぎて次々進みたい人はアンロックが進まず苦しい気がする

あとマップが東北地方みたいな形になっており、後でまた秋田行くのに山形の北側通るぞみたいな多段構造になっており、自然な形でマップのオブジェクトを使い回せるようになっていた


▽バトルシステム
シンプルXenoblade3となる
クラスカスタムを無くしたため割と最初の方から伝統の4連コンボの3段まで解禁されるし、4連目は新しく追加した合体攻撃に固定配置されているため、4連コンボについては間違いなく今までで最も簡単に出せる、簡単すぎてチュートリアルすらなかった

あと今回Xenoblade伝統のカウンターシステムのスパイクが多分削除されてる為、訳のわからん殺しとかそもそも選択肢がない殺しについてはかなり減った、総合力だけ考えればいいのは中編RPGでだけ許される贅沢であるな

3本編の戦闘時間長すぎ問題については敵のHPがやや減ったりエリートの数が減ったことで対応された、一番の病巣であったチェインアタックの重さはそのままで、むしろチェインが続行しやすいようにアクセサリでのカスタマイズが導入されている


▽過去作とのつながり
何故か惑星(?)アイオニアンにいるシュルクとレックスと、どうみても敵のメビウスの執政官の服着て神剣モナド持ってるエイが3主人公の百点回答男ノアに似た風貌のナックル野郎マシュー(バカ)に3人で寄ってたかってめちゃくちゃ分かりにくいXenobladeシリーズの話の総復習を叩きつける形となる

その関係で懐かしい1のロケーションもちょいちょい出てくる、出てくるがあまりにも大きいダンジョンに関してはリソースの関係で駆け足気味となる

余りにもシュルクがずっと喋るせいか今回は2と違い単品売りはなくなった、一方で2主人公のレックスさんに関しては喋ると即ボロが出るのか思わせぶりな含蓄を偶に喋る強い兄貴分のヒゲの人となった、カギロイに関する言動が何もかも情けないが、まあヴァンダムさんも基本的に生き様の話しかしてなかったかもしれない


▽良いところ
・何よりも勝手が分かっているけど完全に新しいオープンワールド探検と各種アンロックが楽しい、適度なバトル!骨太なそこそこ広い世界!何か5種類くらいあるキャラクタービルド画面!

・戦闘とコンボについてはいつも通り爽快、マシューとシュルクをコンビにすると開幕から何故かライジングしてない周りの敵すら巻き込んで全員バーストするので分かってる人はガンガン敵ドロップ集めましょう!と組まれていたのも良い

・仲良し旅行ポイントの存在によって宝箱が実質ゴミ問題や探索の虚無感を抑えたのは基本的に良い点と捉えている。
とはいえ技スロットまで探索アイテムでアンロックはやり過ぎだったかもしれない

・モンスター図鑑エネペディアの追加が3本編の不満のマスターピースとなった、動作が重かったりどこみりゃ良いのか終盤まで分からなかったが、ジェムクラフトをマークして図鑑見てマーク付いてる敵のドロップとレアリティが一致してればどの地方で戦えるかまでは分かる!

・エヌがキモくない、お前本編どうしたんだよ


▽良くない所
・本作は基本的に【Shulk - The Last Story】であるため、主役のマシューはともかく、その他のどう見ても若いころのシュルクのケヴェス兵ニコル、どう見ても性格がクソ悪いホムラのアグヌス兵カギロイの出番が完全に死んでる、シュルクとレックスが見る鏡でしかない

- ニコルとカギロイ



・チャレンジ要素が急に雑、レベル60のボス倒したら以降はレベルダウン使ってボーナスEXP稼いでLv70,80,90,100のボス倒してね!1匹倒したら特に重要じゃないジェムアンロックするから!っていうのは流石にやる気にならねえ

・3だけやって2をやってない人には全然わからないずっとカギロイにちょっかい出してる気持ち悪いレックスさん
俺はXenoblade2の世界風俗と文化について存じ上げないのでレックスさんの女癖については一切思うところがないが、今回のカギロイに対する言動は完全に親戚のウザいおっさんである

- カギロイが絡まないと良い人のレックスさん



・マスターピースのエネペディアであるが、どの小エリアだとか時間帯と天候は分からないので倒した事ある相手がどこなのか一生探す羽目にはなった、あと9割のエリアは関係ないのにいきなりノーヒント天候限定は止めろ


▽全体感想
スタッフロールでXenoblade1~3の回想が流れてたけどマジで3長かったなって遠い気分になった

1と2の集大成ではあるが特に1と2の話をしないで綺麗にまとめた3であったが、それだと当事者の話が弱いし結局いつも通りXenobladeだからよくわかんねーけど自爆スイッチ押してエンディングです!!みたいになったのでやっぱり1と2からの直接的な続きの話欲しいよねが本DLCである、じゃあやっぱり3のシナリオはちょっと問題あったのでは...?

中編オープンワールドRPGとしては贅沢な体験をご用意されたし、マシューは良い奴だったので妹が割とクソ女だったのを除けば楽しかったのだが、どうも3の補助本という感じがして小さくまとまった感じはあった。どうしても2週間後のティアーズオブザキングダムへの肩慣らしをしてしまった感が出てしまうのは気のせいだろうか

あと贅沢な話ではあるんだが、オープンワールド体験ガイドが快適すぎるせいか、もうこの世界に発見は無いんだなって終盤なっちゃうのは寂しい所があるかもしれん
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